11月には七五三、年末年始には初詣など、何かと神社にお詣りに行く機会が増える時期ですが、
今までお賽銭を入れた時に、
硬貨が跳ね返ってきたり、はじかれる
ような経験がある方も多くいらっしゃいます。
お賽銭がうまく入らない時には、どんな心得をしたら良いのでしょうか?
演技の良い悪いはあるのでしょうか?
お賽銭がはじかれる意味ってどんなもの?ご利益はあるの?
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お賽銭が入らないということは、
願いを叶えてくれないということ?!
と焦ってしまうかもしれません。
しかし、まずはじかれる理由としてあげられるのは、
高い位置から落としたことです。
手のひらを上にして、硬貨を上に投げてはいませんか?
または、混雑のあまり、後ろの方からキャッチボールのように投げたり、
勢いよく乱暴に入れたりしていませんか?
そうすると、お賽銭箱にぶつかり硬貨が飛んでいってしまうことがあります。
そのような姿勢では、ご利益以前に、神様に失礼に当たりますので、絶対にやめてください。
お賽銭の正しいやり方を学ぼう!マナーを守ってきちんとお参りを!
お賽銭を入れるときは、
手のひらを下にして、そっと入れてあげてください。
境内に入る時から出るときまで、優しく静かな気持ちでお詣りをすることが良きマナーに繋がります。
神様へのご挨拶と謙虚な気持ちで訪れてみてください。
お賽銭の投げ入れ以外にやってはいけないこと
- ラフな格好
お詣りをするにあたり、露出の高い服装やサンダル、短パンなどのラフな格好は避け、シックで落ち着いた装いにした方が良いです。
- フードやマスクのまま入る
フード、帽子、マスクなど、顔を隠すものは失礼にあたります。外してから入ってください。
- 飲食しながら入る
ガムやお菓子など食べながら入ることは失礼にあたります。境内に入る前に処分してください。
- 頭を下げない
鳥居をくぐるときに、1度頭を下げてから境内に入ります。
- 参道は真ん中を歩くこと
参道は神様が通る場所ですので、真ん中を歩くのは御法度。
真ん中を歩かずに左右どちらかの端を歩きましょう。
- お手水で清めずに進む
どんなに混んでいたとしても、お詣り前にはお手水で必ず手と口を清めましょう。
左手、右手、そして口の順番に清めますが、柄杓に直接口をつけずに、柄杓から手に水を貯めて、手を口につけます。
使った後は、柄杓を縦にし、残りの水で持ち手を流します。
- お願い成就のことばかり考える
お願い事をすることばかりを考えるのではなく、まずは神様へご挨拶と日頃の感謝をすることが大事です。
- “映え”を狙わない
インスタなどのSNSに投稿するために、境内でひたすら写真撮影に時間をかけることは、周りの参拝者にも迷惑となります。
お詣りが済んだら、ダラダラとせずに帰りましょう。
- おみくじを指定の場所以外に結ぶ
おみくじをやりたくなるのは分かりますが、指定の場所以外の木や建造物に結ぶ方がいらっしゃいます。迷惑行為なのでやめましょう。
- ペットを連れて行く
犬や猫も家族の一員ですので、一緒に連れて行きたい気持ちはわかりますが、境内にペットを入れることは基本的に禁止です。
ペット連れを勧めている神社も中にはありますので、どうしても連れて行きたい場合は、そのような場所を調べてみると良いでしょう。
- タバコを吸う
境内は基本的に禁煙です。
所定の場所で吸うようにしてください。
- 境内のものを持ち帰る
記念に石や枝などを持ち帰りたくなりますが、綺麗に手入れされたものですので、持ち帰ることは良くありません。
- 大声を出す
友達と一緒に初詣など、楽しくて仕方ありませんが、ご祈祷が中で行われていることもありますので、迷惑とならないように、静かにお詣りをしてください。
- お願い事が成就したのに、お礼を言わない
お願いするだけして、叶ったらそのまま…にせずに、必ず神社に行きお礼詣りをしてください。
まとめ
お賽銭がはじかれてしまったら、
「神様が受け取ってくれない!」
「ご利益がない」
と考える前に、どのように自分がお賽銭を入れたかをもう一度考えてみてください。
お賽銭は絶対に勢いよく投げ入れたり、放り投げたりすることはせず、
手のひらを下にして、そっと入れると良いでしょう。
そのほかにも神社でやってはいけないことがたくさんあります。
ですが全て日常過ごす上での基本的なマナーと変わりません。
静かな気持ちで神様にご挨拶して、もしお願い事が叶ったときは、必ずお礼詣りをするようにしてくださいね!
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