ウッカリ!の解凍忘れで、料理が出来なくなった経験は、
自炊をする方なら誰しも経験があるのでは。
魚などの生ものの解凍は菌が繁殖するため、
常温で行うことが出来ません。
一般的には冷蔵庫に移してじっくり解凍するのが最も安全かつ、
おいしく食べられる秘訣です。
けれど、
その解凍時間を考慮して準備をする必要があるため、
解凍忘れや計算違いにより半解凍で
すぐに調理できなかったりすることがしばしば起こります。
実際、解凍しないで調理することは出来ないのでしょうか。
今回、時短かつおいしく冷凍魚を食べる方法に
ついてご紹介したいと思います。
魚を凍ったまま焼くのってあり?解凍しなくても問題はないの?
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まず、
凍ったまま魚を焼くことは
やめておいた方が良いです。
他に電子レンジによる解凍も魚には不向き。
魚は、
冷凍状態で加熱すると、
水分(ドリップ)が出やすくなり、
調理後かなり生臭くなります。
すなわち美味しく食べることが出来ません。
では地道に冷蔵庫で自然解凍するしか
方法はないのでしょうか。
流水解凍がオススメ
実は少しばかり早く解凍できる方法があります。
それは流水解凍する方法です。
やり方は簡単です。
ボウルにジップロックなどで防水対策を行った魚を入れて、
蛇口から水を流し続けるだけで解凍できます。
夏場など、蛇口からの水温がぬるい場合は、
氷も入れて水温調節を行うと良いでしょう。
これにより解凍は促進されますが、
急激な解凍にはならないため、
余計な水分が出る心配はありません。
解凍してから焼くと味に違いが出る?冷凍魚の正しい扱い方!
冷凍魚の調理には解凍方法により味に違いが出ます。
強引に未解凍で焼き始めたり、
電子レンジを使うと、
魚の身が解凍される前に冷凍により
結晶化した水分が流れ出します。
この水分には栄養分も含まれていますので、
焼き上がった魚は決して美味しくは仕上がりません。
一方、冷蔵庫や流水による解凍であれば、
魚の身と中の水分が同時に解凍されるため、
水分の流出が極めて抑えられ、
焼き上がりも上手に出来ます。
また、
半解凍時に塩を振って少し間(10分程度)をおいてから、
下味を付けるとなお美味しく仕上がるのでオススメですよ。
解凍にかかる時間は?
ちなみに解凍実験の実測時間をご紹介いたします。
- 流水解凍は約20分
- 氷水解凍は約100分
- 冷蔵庫での自然解凍は約9時間
急ぎの場合は流水解凍がお勧めですが、
水を流し続けますので、
ややもったいない印象を受けますね。
それでも時間を買うと思えば良いですかね!
まとめ
安全かつ美味しく調理するためには、
やはり手間暇かける必要がありますね。
うっかり冷蔵庫に移し忘れてしまった場合は、
流水解凍か氷水解凍で対応すると、
何とかなりそうですね。
予備知識として干物や塩鮭は
余分な水分がすでに抜けているため、
冷凍状態からの調理も問題ないそうです。
食材に応じて上手に使い分けるといいですね。
ちなみに冷凍した食品の再冷凍ってとても危険です。
食中毒にならないように、
こちらの記事も読んでおいてくださいね〜 ↓
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