朝の忙しい時間帯に
効率よく調理をするため、
作り置きおかずのレシピなどが
たくさん紹介されています。
作り置きおかずの中には、
お弁当として詰めて持って行ける
メニューも多数あります。
お弁当のおかずとしては
年代を問わず大人気の卵焼きですが、
前日に作り置きした卵焼きは
お弁当に詰めていくことは
できるのでしょうか?
お腹を壊して病院に行くと
「生ものを食べませんでしたか?卵は?」
と聞かれます。
「卵って痛みやすい食材なのかもしれないな」
というイメージがあるので心配です。
でも大丈夫。
前日に作った卵焼きを
お弁当に入れることは可能です!
作った卵焼きを冷凍し、
翌朝再加熱して
お弁当に詰めることができますよ。
でも、卵焼きを冷凍する際や
再加熱し詰める際には
注意点がありますので、
お伝えしますね!
お弁当に卵焼きは外せない!でも前日に作るとしたら食中毒がちょっと心配?
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出来たてを食べるなら
美味しい半熟卵ですが、
作り置きおかずとして
利用するのはやめましょう。
中心部までしっかり火が通っていないと、
食中毒の可能性が高くなります。
卵はなるべく新鮮なものを使い、
菜箸で白身と黄身がよく混ざるよう
真一文字にかき混ぜます。
わさびや刻んだ梅干しを混ぜ込むと、
味にバリエーションをつけるとともに、
抗菌作用も期待できますよ!
作った卵焼きは、
菌の活動を抑えるために
冷蔵庫よりも温度の低い
冷凍庫での保存がおススメです。
冷凍保存した卵焼きは
解凍した時に食感が悪くなってしまいます。
安全には代えられませんが、
対策としては
マヨネーズや酢を加えると
ふっくらして変色を防ぐ効果もあります。
また、味付けを濃くすると
より保存が効くようになりますが、
作り置きおかずに水分は敵です。
醤油やダシなどの液体ではなく
塩で味の調整を行いましょう。
生地に片栗粉を混ぜるのもおススメです。
水分が出にくく成形しやすくなります。
できた卵焼きはよく冷まし、
一切れずつに切って、
ラップで包んでから
ジップロックなどに入れて冷凍します。
卵焼きに限らず、
冷凍した作り置きおかずを
凍ったままお弁当箱に詰める
という方法を時々見かけます。
保冷剤代わりになるし、
食べる頃には自然解凍されて
食べられるようになっているから、
というものです。
市販の冷凍食品で
自然解凍で食べられる食品もあるので
同じことを試してみたくなりますが、
家庭で作ったおかずでは
やめておいたほうが無難です。
家庭用の冷凍庫は
業務用のものとは違い、
急速冷凍の機能は
備わっていないことが多いため、
菌の付着や繁殖を防ぐ効果は不確実だからです。
家庭で作り置きおかずをお弁当に詰める際は、
再加熱して殺菌しておいたほうが安心です。
電子レンジで再加熱した卵焼きは
しっかり冷ましてから
お弁当箱の蓋を閉めます。
お弁当を前日に作り置きする時のおかずはどうする?悪くなりにくいオススメメニュー
前日に作ったおかずをお弁当に入れる場合、
いくつか注意点があります。
それを踏まえて、卵焼のほかにも
作り置きおかずのオススメメニューを
ピックアップしてみます!
まず、作り置きおかずの大敵は水分です。
水分を多く含むおかずは傷みやすいからです。
生野菜や汁気の多いおかずは避けましょう。
しっかりと火を通したおかずは作り置きして
お弁当に入れるのにオススメとなります。
唐揚げ、ハンバーグ、野菜炒めなどです。
濃い味付けのものは傷みにくくなります。
醤油やダシなど水分の多いものではなく
塩や砂糖などで味の調整をしましょう。
また、傷みを防ぐ効果のある
食材や調味料を使うことで
メニューの幅が広がります。
酢の防腐効果を利用して
生野菜でもピクルスにして使えます。
煮物など、汁気が気になるおかずでも、
カラシを入れたり、ゴマやかつお節など
水分を吸ってくれる食材を
一緒に入れると安心です。
ほかにも、
梅干し、生姜、カレー粉、大葉、ワサビなどは
防腐効果がありますので
お弁当づくりのアクセントとして
利用してみましょう!
まとめ
前日に作った卵焼きを
お弁当のおかずとして
利用することができます。
新鮮な卵をよくかき混ぜて
しっかり中心まで火を通した卵焼きを作り、
ひと切れずつラップに包んで冷凍します。
防腐効果のある
わさびや刻み梅干しを混ぜ込む、
濃いめの塩味をつける、
片栗粉を混ぜて成形しやすくする、
などの工夫もあります。
再加熱した冷凍卵焼きは
食感が悪くなるため、
マヨネーズや酢を少し加えておくと
ふっくらし、色も良くなります。
卵焼きのほかにも、
作り置きのおかずを
お弁当に入れることができます。
しっかりと火を通したもの、
汁気が少なく味付けを濃くしたもの、
防腐効果のある食材や調味料を混ぜたもの、
がオススメです。
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