ドーランとファンデーションはなにが違うのでしょうか。
成分の大きな違いは、油分の量です。
ファンデーションにも油分は含まれていますが、
ドーランはその量が多いです。
今は色々と優秀なファンデーションも多いですが、
比較的汗に弱いですよね。
化粧をする方は、夏場のお化粧をイメージしてみてください。
たくさん汗をかくと崩れてしまいますね。
その点でドーランは汗などにも強く、
舞台上でも崩れないようになっています。
化粧崩れしにくく、シミや毛穴もしっかりカバーしてくれます。
魅力的ですよね。
ですがその反面、
肌荒への負担が大きく肌荒れを起こしやすいです。
今回は、
ドーランの成分と肌荒れの関係性についてお話していきたいと思います。
ドーランは肌荒れしちゃうって本当?どんな成分でできてるの?
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有名なドーラン 、
三善グリースペイントの成分はこちら。
成分:ミネラルオイル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、セスキオレイン酸ソルビタン、パルミチン酸セチル、パラフィン、ワセリン、カルナウバロウ、ラウリン酸亜鉛、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、トコフェロール、ダイズ油、香料、「+/-」、カオリン、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄、赤202、赤226、橙204、黄205商品仕様(スペック)
これを見てもよくわからないですね。
ドーランは、油性の練り白粉です。
「油性」というくらいなので油分が多いです。
ファンデーションにも油分は含まれていますが、
ドーランとは含まれる量が異なります。
ファンデーションの中でも油分が多いものは、
クリームファンデーションやリキッドファンデーションなどです。
しかし、ドーランはそれらに比べても
はるかに含まれている油分が多いのです。
ドーランは、舞台やテレビなどで使われるもので
一般的に馴染みがあるという方は少ないと思います。
舞台に立ったことがある方は分かると思いますが、ステージの上は暑いです。
私も、部活のコンクールなどで何度かステージに上がったことがあるのですが動かなくても少し暑いくらいです。
舞台で演技する俳優さんたちは、動きますし、エネルギーをたくさん使っているのでかなり暑いはずです。
間違いなく普通のメイクではすぐ崩れてしまい、見苦しくなってしまうでしょう。
その点でドーランは、崩れにくいのがメリットでもあります。
舞台メイクで使用されるドーランは、崩れにくく、毛穴などをしっかりカバーします。
しかし、その分肌への負担も大きくなるため、肌荒れを起こしやすくなるのです。
ファンデーションも塗ると皮膜感や圧迫感、「塗りました」というようなものを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ドーランは、ファンデーションに比べて更に「塗った!」という感覚が強いのではないかと思います。
実は私は、ファンデーションの「塗った!」という感覚が少し苦手です。
ですが、一体ドーランはどのような塗り心地なのだろうかと少しだけ好奇心が疼きます。
ドーランを普段メイクにするのはあり?舞台メイクのメリットは?
ドーランを普段メイクに使用するのは、
あまりおすすめできません。
確かに、崩れにくくカバー力も強いので、肌を綺麗に見せられるという点はメリットだと思います。
しかし、肌への負担が大きいことを考えると、普段メイクをする時にドーランを使用するのは控えたほうが良いでしょう。
もし、ドーランを使用した場合は、
きちんとドーランメイクを落とすことが大事です。
こちらの記事を参考に、
普段メイクを落とす時よりも入念にケアをしてください。
ドーラン白塗りの正しい落とし方!肌荒れ対策クレンジングと注意点!
ですが、日常的に使用する場合は、出来るだけ肌に優しいほうが良いですよね。
舞台に立つなど、特別な時以外はドーランメイクをするのは控えたほうが良いでしょう。
まとめ
今回は、ドーランの成分と肌荒れしてしまう原因についてお話しました。
ドーランは、舞台用に作られており普段メイクに使用するには適していません。
油性の練り白粉というくらい、油分が多く含まれています。
カバー力が強いのが魅力的ですが、その分肌への負担も大きくなってしまうため出来れば普段のメイクに使用するのは控えたほうが良いでしょう。
特別な時以外は、ドーランではなく普通のファンデーションを使用することをおすすめします。
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