答辞は卒業生代表による、
お世話になった人たちへの謝意と、
明るい未来へと
巣立っていく姿勢を表現する、
卒業式のクライマックスと言って良いでしょう。
けれど、
普段使わない言葉や
言い回しを盛り込んだりするため、
担当者としては
文章の構成に
頭を悩まされるのではないでしょうか。
良い物を作ろうとすればするほど
難しく考えてしまい、
結果上手く行かなくなることはよくあるお話です。
どの様な流れで進めると、
スマートでまとまりのある答辞になるのか、
ハードルをあまり高くしないで
格好のつく挨拶文を
今回ご紹介したいと思います。
時候の挨拶の例文を知りたい!答辞に使える季節の言葉!
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やはり文章の始まりは挨拶でしょう。
成長した姿を見てもらうためにも、
ちょっと大人びた表現から始めると、
格好もつくことでしょう。
理屈ばかり話しても
イメージが出来ないので、
早速例文をご紹介します。
- 寒さもようやく衰え始め、
春の訪れが実感できる今日この頃・・・ - 一雨ごとに気候が和らぎ、
本日は春の陽気に恵まれた
善き日となりました。(雨の日にオススメ) - 花のつぼみが気になり出す頃、
あたりはすっかり春らしい気候となりました。 - 朝晩の寒暖こそは気になるものの、
陽気は春そのものとなりました。
いかがでしょうか、
参考になりましたか?
難しく考えすぎず、
前向きな春の訪れを感じて表現すると、
「自分らしい」挨拶文が出来上がると思います。
答辞を読む時の注意点!一連の流れとコツやポイント!
緊張の瞬間だからこそ
気をつけたいポイントがあります。
それは、早口にならないことです。
人間は緊張すると、
普段以上に早口になります。
それと共に声も小さくなってしまいます。
落ち着いてゆっくり読み進めることを
忘れないようにしましょう。
また、耳を傾ける卒業生が
これまでを振り返り
感動極まる瞬間でもあります。
抑揚を付けて
少し感情がこもった方が
盛り上がること間違いありません。
ただし、緊張しているときに
普段にない読み方をすると、
可笑しさがこみ上がることもありますが、
決して笑ってはいけません。
参考として答辞の流れをご紹介します。
- 挨拶文
- これまでの3年間の振り返り
- 後輩たちへの感謝や贈る言葉
- 先生方への感謝と贈る言葉
- 親への感謝と贈る言葉
- 卒業後の希望と決意
この流れで構成すると、
綺麗にまとまります。
当時を作る時の注意点
最後に一点注意を
答辞は卒業生「代表」として表現するので、
個人的な振り返りや感謝にしないことです。
まとめ
何を隠そう私は答辞を経験したことはありません。
多くの卒業生の一人として、
代表者の答辞に耳を傾け、
3年間の苦楽を振り返り、
巣立つ寂しさを感じ、
最後に未来の自分に希望を抱いて
卒業式を送った記憶があります。
すなわち、
素晴しい答辞を読み上げてくれたからこそ
私の卒業式も良いものとなったと言っても
過言ではないでしょう。
気負わず、
素直に出てきた
感謝の言葉を盛り込みましょう。
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