花火大会。
見上げていると
きれいな花火に気を取られますが、
ふと気が付くと、
結構気になるのが煙の臭いです。
臭うということは、
少なからず体内にも
煙が入っていることになります。
妊婦さんにとって、
体内に余計なものを入れることは
極力避けたいことです。
「たばこについては絶対ダメ!」
と理解できますが、
花火の煙は
お腹の赤ちゃんと妊婦さんの体調に
影響するのでしょうか?
それでは、妊婦さんと花火大会について、
気になる注意点についてご紹介致します。
妊婦さんが花火の煙を吸うとどうなる?
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花火の煙は、
花火の成分である
複数の化学物質と金属の粒子が、
ススとなって空気中に飛散したもの
と言われています。
花火の煙を吸った後に
咳が出るという症状がある場合は、
煙を吸い込んだことにより体内で反応し、
呼吸器系になんらかの悪影響が
出ていると考えられています。
特に喘息のような
呼吸器系の疾患を抱えている場合、
反応しやすくなる傾向にあるようです。
妊婦さんが花火の煙を吸ったときの影響は、
明確な判断基準はないようです。
長時間・長期間、
花火の煙がある環境に
いるわけではないので、
著しい悪影響はないとも
いわれている様です。
しかし、咳が出るという
不快な症状が出る場合は、
何らかの影響が
一時的にも起こっていると
考えて良さそうです。
音や混雑など気をつけることは他にも!
花火大会は、
煙以外にも妊婦さんにとって
注意したいことがあります。
1. 暗くて人が多いです
花火大会は、
夏の一大イベントでもありますので、
大勢の人が集まります。
中にはお祭り気分の陽気な人、
お酒が入った人も
たくさんいるでしょう。
しかも、時間は夜。
暗くて不安定な道を
移動することも多いので、
周囲の人に注意もしながら
同行者と出来れば
手をつないで歩くなどをして、
安全な移動を心がけましょう。
2. 夜でも熱中症になります
昼間の直射日光がない環境といっても、
熱中症になる条件はそろっています。
夜間であっても、
小まめな水分補給は心がけて、
疲れる前に休憩しましょう。
じっと座っている姿勢、
歩きっぱなしの状態は
とても疲れます。
第一に体調について考えましょう。
3. 音でお腹が張る原因になることもあります
花火の音は、大きいですよね。
ママが音にびっくりすると、
お腹にも影響して
お腹が張るきっかけを作る
場合があります。
もともと大きな音が苦手な場合は、
妊娠中特に敏感になることもあるので、
花火大会に行く前に
行って大丈夫かどうかを考える必要は
あると思います。
安定期であっても
普段と異なる環境においては、
急な体調の変化が起こりやすくなります。
妊婦さんが、出来るだけ負担なく花火大会を楽しむためにはどうすれば良い?
「それでもやっぱり花火が見たい…」
という場合、
気をつけるべき点を整理してみましょう。
花火が見える場所から観覧する
花火大会の会場は、
やはり人が多いです。
少し離れた場所で花火を観ると、
雰囲気だけでも味わえます。
煙に対して不安な場合、
煙の影響を受けにくくも出来ます。
煙が気になる時はマスクを着用する
花火の煙が気になる、
咳が出るというようなときは、
最低限の予防として
マスクを持参しましょう。
また、風向きによっても
煙が充満しやすい場所もあるようなので、
煙が流れてこない場所が
見つけられたら良いと思います。
行き帰りは出来るだけ空いているタイミングに移動する
花火大会に行く場合、
電車などの公共交通機関も混雑しがちです。
車で行けない場合は、
混雑のピークになる時間帯を
なるべく避けて移動しましょう。
花火の最後の方は
名残惜しさは残りますが、
駅に向かって歩きながら見ると
一番の混雑を避けて帰宅できます。
まとめ
「出産したらしばらくは
花火大会にも行けないだろうな…」
と考えると、
「妊娠中に見納めしたい!」
そう思う気持ちもありますよね。
今回は、花火大会の煙と
妊婦さんへの影響について
ご紹介致しました。
煙の影響を最小限に抑える試みはしておき、
体調に無理のない範囲で
楽しい花火大会に参加できれば
良いなと思います。
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