お祝いごとで贈り物をしたとき、
後に続くのがお返しの内祝い。
若いころは、
お祝いとお返しはセットで
大人の流儀と思ってしていたけど。
お祝いされる立場から、
お祝いをすることが
多くなる世代になると、
ただお祝いをしたいだけなのに、
お返しをもらうこと自体に
いつも申し訳なさを感じてしまう…
そんなことはありませんか?
「お返しはいらない」
と言うと余計に混乱させたり、
気を遣わせたりしてしまうのでは?
確実にお返しを断る
お祝いの方法をご紹介致します。
出産祝いのお返しがいらない場合の渡し方!親しい相手なら直接いらないと伝えよう!
1.出産祝いの熨斗を付けずに贈る
熨斗があると、
正式なきちんとした
お祝いの品物になります。
正式なお祝いの贈り物を受け取ると、
お返しも必要と考えられやすいです。
「お返しはいらない」
というお祝いの贈り物をしたければ、
熨斗なし・
包装紙とリボンでのラッピングにしましょう。
プレゼントの意味を多く含む
お祝いにすれば、
その場のやり取りで
お祝いを完結できると思います。
2.お祝いを渡すときは口頭で!
親しい間なら、
お祝いを渡すときに直接言いましょう。
- お返しは、本当にいらないからね。
- お返し分おさえた
気持ちだけのプレゼントにしているから! - お返しなんて考える時間は、
赤ちゃんと家族の時間にして欲しい! - お返し考えてるなら、
その分赤ちゃんに
なにかして欲しいから
いらないですよ。 - 気持ちだけだから、
受け取るだけでOKです!
「お気遣い」
「気持ちだけだから」
という表現を言いながらも、
「お返しはいらないから!」
という気持ちを
素直に言ってみましょう。
親しい間柄ならではの、
口頭での会話であるからこそ
伝わる気持ちがあります。
それまでの付き合い、
人柄や考え方を
理解してもらえやすい関係では、
直接いらないと伝えることが
良いと思います。
結婚祝いのお返しがいらない場合の渡し方!金額とお断りの例文!
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「結婚祝いをしたい、
でもお返しは本当にいらない」
この気持ちを
相手にスマートに伝える方法を
ご紹介致します。
1.結婚祝いの金額は 3000円までにする
お返しの贈り物は、
お祝いの半返しくらいの値段の
贈り物を選びます。
その相場となる金額が
3000円までです。
結婚祝いの金額を
3000円までとしてみては
いかがでしょうか。
3000円までの
お祝いをもらった場合、
お返しには
1000円~1500円前後で
お返しを考える傾向にあります。
送料を含めるか別にするかは、
それぞれの感覚によって異なりますが、
意外に気になる送料分の金額。
送料込みで
1000円~1500円の
きちんとした
贈り物を探すのは結構大変です。
もし、
5000円までの
お祝いをもらった場合であれば、
お返しには
2000円~3000円弱の
お返しになる傾向があるようです。
送料込みで考えても選択肢があり、
ある程度のきちんと感のある
お返しになります。
ギフト用のサイトなどでも、
2000円以上は
贈り物・ギフトで検索できますが、
1500円前後以下は
【プチギフト】として
紹介されていることがあります。
世間の感覚としては、
1000円台の贈り物は、
お返しやギフトよりも、
「ほんの気持ちのプチギフト」の要素を
より多く含んでいると思います。
結婚祝いを3000円までにすると、
お祝いの気持ちをだけを
伝えることが出来、
お返しも必要ないという
真意を理解してもらいやすいのでは
ないでしょうか。
2.内祝い・お返し、 お断りの例文は?
結婚祝いをわたすとき、
口頭でお返しはいらないと伝えると同時に、
手紙を同封して伝えてみましょう。
手紙にして伝える方が、
社交辞令ではなく
本当にお返しはいらない、
という気持ちが伝わるでしょう。
(例文)
・この度はご結婚おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。
わずかばかりの気持ちでございますので、
お返し等はご辞退申し上げます。
・ほんの気持ばかりですので、
お気遣いなさらぬようにお願いします。
・お返しは辞退申し上げます。
・お返しは遠慮申し上げます。
内祝いの表現は、
「お返し等」と置き換えてOKです。
いらないの表現は、
「辞退する」と置き換えると的確です。
お気遣いやお心遣いという表現も
きつくならない表現ですが、
受け取り方によっては
気遣いや心遣いは受け取った相手が
考えて判断するもの
という解釈もできる為、
ダイレクトに伝わりにくい場合があります。
「辞退する」という言葉には、
お祝いをする側の本心を意味しています。
相手の解釈は存在せず、
お祝いを送る側の考え方を
記載した表現となるため、
お返しは本当に要らない、
という気持ちが伝わりやすいです。
まとめ
お祝い事をしたくて
お祝いを贈る時、
上手にお返しを断る方法について
ご紹介致しました。
「お返しはいらない」という気持ちを
うまく伝えるためには、
金額・手紙や口頭での
伝え方が重要です。
お祝いの仕方は、
お祝いをする人
それぞれに異なります。
同様に、
お祝いを受け取る側にも
お返しに対する考え方が
それぞれあります。
まずは、
自分の気持ちを
伝えるだけ伝えてみて、
その後のお返しについては、
お祝いをもらった側にも
考え方があると認識しておくことも
必要だと思いました。
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