建物用のUVカットフィルムを
ご存知でしょうか?
もちろん
窓に貼り付けるフィルムのことです。
大きな窓は開放的で、
部屋の中に
自然の光を取り入れられる
利点がありますが、
一方で紫外線や赤外線の弊害もあります。
紫外線は
日焼けの原因にもなりますが、
部屋のカーペットや
畳の退色の原因にもなります。
赤外線は熱量です。
暑い夏に窓から
直射日光が差し込むだけで、
エアコンの冷房効果が
落ちてしまいます。
そこで注目したいのが、
UVカットフィルムや
断熱フィルムです。
文字通り、
UVカットフィルムは
紫外線カットの効果があり、
断熱フィルムは
赤外線カットの効果が
期待できます。
窓に貼り付けるフィルムとしては、
自動車用のウィンドウフィルムを
イメージされる方が
多いかと思いますが、
実は建物用フィルムの方が
歴史が長いのです。
自動車用フィルムが
拡販された要因としては、
建物用フィルムの性能が上がり、
曲面ガラスにも
扱いやすくなったことが
挙げられます。
さて、今回のテーマは
UVカットフィルムの
寿命と効果についてです。
特徴を知ることで、
導入の判断につながることでしょう。
UVカッフィルムの寿命とは?
[quads id=1]
ちゃんとしたガラス専門業者の
取り扱うフィルムであれば、
一般的に10年程度は持つそうです。
もちろん取り付ける場所によって、
耐久性に違いがあるようです。
では、UVカットフィルムの寿命とは、
UVカット性能の劣化や
フィルム本体の劣化です。
いずれにしても、
経年の影響や
貼り付けた場所(環境)の影響、
そして施工技術の影響などが
考えられます。
UVカットフィルムの効果をきちんと知ろう
UVカットフィルムの効果は
紫外線を透過させないことです。
よく
「有害紫外線を99%カット」
と謳ったフィルムがありますが、
日焼けをしない
という訳ではありませんので、
長時間窓越しに
太陽光を浴びるのは
控えた方が良いでしょう。
UVカットフィルムは、
赤外線の反射はしませんので、
断熱効果を期待するなら、
断熱フィルムを選択しましょう。
防犯性、災害時の
ガラス飛散防止機能としては、
フィルムを貼らないよりは
効果が期待できます。
そもそも、建物用フィルムの発端は
ガラス割れの飛散防止です。
スモークが入ったフィルムであれば、
プライバシー保護効果が期待できます。
まとめ
フィルムの良さは、
光の透過性と付加機能です。
単純にUVカットであれば、
カーテンなどでも
代用できるでしょう。
ただし、部屋が暗くなる
デメリットがあるため、
採光とUVカット、
そして、ある程度の
プライバシー保護効果を
バランスよく確保するなら、
スモーク入りの
UVカットフィルムがお勧めです。
コメント