夏の風物詩の一つといえば「花火」ですよね!
花火大会の会場で見る花火は迫力がすごくて、とても感動します。
なかには妊娠中だけど花火を見に行きたいな~と思っている妊婦さんもいるんじゃないでしょうか?
今回は、妊婦さんは花火を見に行っても大丈夫か、花火大会の危険、安全に楽しむ方法などについてご説明していきたいと思います。
花火を楽しみたい!
でも大丈夫かなあ。。。と気にしながらではなく、
きちんと疑問を解決してから楽しく行動しましょうね!
妊婦さんが花火に行くのは危険?
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よく言われるのが「妊婦が花火を見ると赤ちゃんにアザができる」という迷信(笑)
もともとは「花火」ではなく「火事」らしいですが、実際には妊婦さんが花火を見ることとアザができることとは全く関係ありません。
“それじゃあ、妊婦が花火大会を見に行くのは問題ないんだね?”
と言われると、そういうわけではありません。
花火会場には様々な危険があります。
それらの危険性をちゃんと理解し、どのように回避するかということが重要になってきます。
つまり、楽しみ方次第では花火大会を見に行っても問題ないということです。
それではそれぞれの危険について説明していきます。
① 花火の音
花火の音は赤ちゃんには直接影響ありませんので安心してください。
赤ちゃんは羊水に包まれているため、それが緩衝材になり音がそのまま伝わりません。
ですが、お母さんが音に驚きお腹が張る可能性はあるので、大きな音が苦手なママは気を
付けた方がいいでしょう。
② 花火の煙
花火の煙も赤ちゃんに直接影響がありません。
花火の煙には人体に悪影響を与えるようなものは含まれていません。
しかし、妊娠中は匂いに敏感になる方も多いので、匂いで気分が悪くなる場合もあります。
私の嫁さんも妊娠中は匂いに敏感になっていたので、ちょっとした匂いで酔ってしまい気持ち悪くなっていましたよ。
③ 人ごみ
花火会場ではいろんな屋台なども出店しており、多くの人でにぎわいます。
人ごみでは人にぶつかる危険があり、小さい子どもなんかはよそ見をしながらタックルしてくることもあるため、もしお腹にあたってしまったら出血や早産の危険もあるので大変危ないです。
④ 足元が悪い
花火会場はたいてい水辺で暗い場所になるため、足元が悪いことが多いです。
妊婦さんはお腹が大きく、ただでさえ足元が見づらいため、足元が悪い花火大会の会場では転倒してしまう危険が高いです。
⑤ トイレ
妊婦さんはお腹が大きく、膀胱が圧迫されてトイレが近くなります。
トイレまでの移動距離もありますが、お祭りのトイレは行列になることが多いため待ち時間も多くなります。
また、お祭りの会場では一般的には仮設トイレになります。
仮設トイレでは和式が多く、和式トイレはお腹の大きい妊婦さんには使い辛いでしょう。
安全に楽しむ方法は?
① 人ごみを避けて遠くから見る
お腹を押される危険を回避します。
また、建物の屋上など、花火会場から遠い場所で見ることで人ごみを避けることができ、帰りの渋滞にも巻き込まれずストレスなく花火を楽しむことができます。
② なるべくなら車の中から花火を見る
絶対じゃありませんが、車の中から見ることをオススメします。
車の中なら座りながら落ち着いて花火を見れますし、体調が悪くなったらすぐ移動できるので、万が一の時にもすぐ対応できます。
まとめ
妊婦さんが花火大会に行くことについて色々と説明してきました。
最後に上記の内容をまとめると、
- 妊婦さんが花火大会に行くには危険が多い!
- 花火の音や煙は赤ちゃんに直接影響はないが、妊婦さんの体調に影響する場合がある。
- むしろ、気を付けたいところは、「人ごみ」・「足元の悪さ」・「トイレ」です。
- 妊婦さんが安全に花火大会を楽しむには「人ごみを避けて遠くから見る」・「車の中から見る」ことがオススメです。
妊娠中は我慢の連続でたまには息抜きも重要です。
今回ご紹介した内容を参考にしていただき、安全に花火大会をお楽しみいただければと思います。
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