お月見どろぼう2020いつ?どんな風習?地域やお菓子の種類は?

季節の各地方のイベント

9月と言えばお月見!

 

「お月見どろぼう」
という行事があるの知ってますか!?

もちろん今年も開催される、
お月見どろぼう2020!

なんとなく聞き慣れない行事でありながら、
特定の地域では毎年盛り上がりを見せているんです!

 

和製ハロウィンとも言われています!

 

お月見どろぼう2020、

どこでどうやってするものなの?!

日程は?どんな風習なの?お菓子はいるの?

などなど詳細情報をご紹介致します!

お月見泥棒はいつ?

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今年のお月見どろぼうは、
2020年10月1日(木)に行われます。

 

旧暦の8月15日が、
2020年10月1日(木)となります。

10月1日(木)がお月見の日、
つまり、十五夜・中秋の名月となる訳ですね!

昨年のお月見どろぼうは、
9月13日だったようなので、
暦の上で決定しているんですね。

お月見どろぼうとは、
お月見の日に行われる行事です。

 

お月見どろぼうとは?風習とやり方

お月見どろぼう、って初めて聞くと、
え?!泥棒?!と、びっくりしますよね。

この、泥棒という表現にこそ、
昔からの風習や意味が隠されています。

 

お月見どろぼうとは一体どんな行事?

十五夜、中秋の名月用に
お供えしておいたお団子を、
子供達が盗んでOKという風習
にちなんだ行事です。

 

盗み、泥棒=絶対ダメ!!
と言い聞かされてきたことですが、
敢えてこの日だけはOK!!
になるのがお月見どろぼうの風習です。

ダメって言われて思ってきたことを、
その日だけはOKと言われても、
なんだか子供ながらに戸惑うようにも思いますが…。

でも、それには、理由があります!!

子供達は、昔、
月から送り届けられた遣いの者と
考えられていたそうです。

月の使者、っていう感じですね。

なんだかとっても神秘的!

 

そのため、お月見の日だけは、
お団子を盗んで良い、
持って行って良い日とされていました。

この、
子供がお団子を盗む・持っていくという
行為自体には、
豊作につながる願いが込められており、
また、盗んだお団子を食べた子供も
長者になると信じられていました。

町の家に供えられたお団子を、
子供が7軒続けて食べると、
さらに縁起が良いともいわれていたとか。

 

子供にお月見の日にお団子を盗まれる
=縁起が良い

という豊作祈願の意味が込められているようです。

月の使者である子供にしか出来ないこと。

大人が子供に頼んで、
どうか盗んでください!
と祈願しているようですね。

でも、お団子盗むって、
お団子のお供えってどこにあるの?
手づかみ?など疑問も出てきますよね。

 

お月見どろぼうのやり方

お団子を盗む、
お月見どろぼうには、
やり方があります!

お団子を盗む子供達は、
針のようなものを先端に付けた棒を手に持って、
お月見どろぼうスタートです。

大人たちは、
『今日は子供達がお団子を盗みに来る日だわ!
準備準備~!!』
と、家の縁側のような場所にお団子を置いて
子供達が盗みやすいようにしていました。

 

みんながわくわくどろぼうさんを迎える地域の
お祭り感覚なんですね〜。

 

とはいっても、子供の胸の内は、
大人に気づかれないように
【そーっと盗んで去っていく】
というところに楽しみがあったそうです。

ちょっとした可愛いいたづらをする
スリルにも似ていたのでしょうか。

わざと気づかないふりをしていた
大人もいるかもしれませんね。

 

お月見どろぼうの起源と発祥

戦前から昭和中期にかけて、
各地の農村部では
月の光が格別に明るい十五夜の夜だけ、
他人の畑から里芋を盗んでも良いという
習わしがありました。

中秋の名月は、
別名を芋名月ともいわれます。

また、お月見の日には、
すすき・里芋・団子・饅頭などを
お供えしたそうです。

お月見どろぼうのことを、
芋泥棒と言っていた地域もあったみたいで、
里芋がからんだ起源の名残がありますね。

 

盗む方法にもルールがあって、
それを「片足御免」と言っていました。

つまり、盗むときは道に片足を残したまま、
畑に届く範囲まで盗んでも良いというものです。

盗んでOK、盗みにルールがあったなんて、
面白いですね!

 

盗み、泥棒、というと聞こえがなんとなく悪いですが、

「それいいなぁ~、ちょうだい!!
ちょっとだけやから、ねっ?ねっ?!」

「あぁ、欲しいん?月の使者さんならいいよ~。
あげるわ。でも、これだけやで~!」

もしくは、

「月の使者さん、この団子あげるわ!
その代わり、うちの畑、稲とカボチャやねん。
豊作祈願、たのむで!!」

あとは、

「あのおばちゃん所の団子、美味しいよな。
一番に行こ!!」

「うん、そうしよ!!」

というように、
当時の子供と大人・子供同士は、
こんなフランクな感じだったかもしれないですね。

盗み、泥棒が、
会話のやり取りに含まれた行いと思えば、
日頃の近隣の人付き合いや人とのつながりの
延長上にある、暮らしに根差した文化という
捉え方も出来そうです。

お月見どろぼうの風習や起源からきている、
豊作祈願のために!という名目とともに、
その地域の先祖代々からのつながりから
成り立っている年中行事だったと言えそうですね。

 

このように、お月見どろぼうの起源は、
十五夜の夜だけ里芋を盗んでも良いという
習わしからきています。

発祥は、農村部での豊作祈願の意味を含んでいます。

現在に至るまで、かたちを変えながら伝わっているんですね。

今はお団子よりもお菓子が主流!

昔、行われていたお月見どろぼうは、
お団子でした。

子供達が、
棒で団子を刺して盗っていきます。

では、現代のお月見どろぼうのお菓子って、
どんな感じなんでしょう?

なんとなく、
今どきの子供達は団子にも
好き嫌いがあるような、
昔とは価値が変わっているような…。

 

現代版・お月見どろぼうのお菓子は、
駄菓子のような、
いわゆるちょっとしたお菓子です。

遠足で子供が計算しながら選ぶような
1つ10円~30円程のお菓子、
ファミリーパックを小分けにしたお菓子などですね。

上の写真にもカントリーマアムが
写っています。

 

それらのお菓子をアソートで
箱に入れて準備しておいて、
子供が好きなお菓子を選んで持っていく、
というのが現代版お月見どろぼうです。

 

家によっては、
玄関に出したまま自由に持って行ってもらう、
ピンポン押してね!って張り紙をしておいて、
子供が訪ねてきたら手渡しするなど、
色んな方法をとっているようです。

 

勝手に自由に持って行って~のスタイルは、
子供にとって自由度が高いゆえに選ぶのは
一つだけルールを守れなかったり、
せっかくきれいに準備していたお菓子が、
選んでいるうちにグチャグチャに
なったりすることもあるみたいです。

それも含めて、泥棒~、
という雰囲気もあるかもしれませんが…笑

 

現代では、

・お菓子をもらうことに感謝する
・まだ盗りに来ていない子供のことや
 準備している大人のことを考える

きっかけの意味も多く含んでいるようです。

起源としては、
勝手に盗ってOKのお菓子ですが、
現代版では、
マナーについて地域の大人が子供に
伝えていく行事という側面も垣間見れますね。

 

お月見どろぼうにルールはあるの?

お月見どろぼうに参加するのは、
小学生までの子供ということが多いです。

中には、
自分の子供は結婚して世帯を別にしている場合でも、
そこに住んでいる限り、
大人は次の世代の地域の子供達の為に、
お菓子を準備してお月見どろぼうの
行事に参加する雰囲気もあるようです。


とはいっても、
子供も家にはもういないし、
そろそろお月見どろぼうの準備、
引退したい…、と思う大人もいます。

 

そんな時は、
玄関の電気を消すというのが暗黙のルール!

 

玄関の電気がついてない家には
お菓子が用意されていない、つまり、
【もう参加してないよ!という意思表示】
になっている地域もあるんです。

 

地域に住む人は時を経ると
立場も変わっていくので、
風習と割り切れないところもあると思います。

これも、現代社会で生きている人の
思考のひとつと言えそうです。

昔からの風習を受け継ぐ部分、
時代によって変わるところ・変えるところを
うまく取り入れているから、
現在まで続いている行事なんでしょうね。

 

お月見どろぼうのお菓子の置き場所は?

昔は、子供がお団子を盗みやすいように、
縁側にお団子を置いていました。

農村部では、
どこの家のつくりも似たような
縁側がある風景だったのでしょう。

夜空には明るい月の光、縁側にはお団子…。

何とも言えない風情がありますよね。

 

現代版お月見どろぼうは、
段ボール箱にお菓子を数種類入れておいて、
玄関前に置いています。

「おつきみどろぼうさん、
1個ずつもっていってね!!」という
メッセージ付きで、なんだかホッコリします。

1個ずつ、という表現には、
昔でいう片足御免の名残のようにも感じますし、
欲張らず必要な分だけ御裾分け、
という大人から不特定多数の子供への
優しい気持ちの受け渡しのようにも思います。

もしくは、家の中に置いておいて、
子供達にピンポンを押してもらって、
手渡しすることもあるようですね。

 

子供達は、
「お月見どろぼうで~す!くださーい!!」
というように、声をかけて歩くそうです。

感覚としては、
ハロウィンのトリックオアトリートに
似た部分がありますね。

現在のお月見どろぼうは、
お菓子を介して、大人と子供のつながりや
地域での結びつきを感じる一日に
なっているのではないでしょうか。

お月見どろぼうが行われるのはどこの地域?

お月見どろぼうには、
農産物の豊作祈願の意味があることから、
全国の農村部でされてきた行事です。

現在もお月見どろぼうの行事、文化が残っている地域は、

東北地方|福島県、茨城県関東地方|千葉県、山梨県、愛知県関西地方|奈良県、三重県、大阪府

九州地方|大分県、鹿児島

沖縄

 

愛知県では特に、
名古屋市緑区・名東区、日進市、東郷、
長久手などの尾張東部地方
昔から盛んで、現在に至ります。

関西地方では、奈良県、三重県四日市市、
大阪府岸和田市

九州地方では大分県、鹿児島県

南は沖縄まで行われています。

現代でも、年中行事の一つとして、
地域に根付いているんですね。

 

本州から沖縄まで、
お月見どろぼうは行われてきたようですが、
北海道では残念ながら情報を得られませんでした。

しかし、北海道でも、
「ろうそく貰い」と言われる
お月見どろぼうに似た行事があります。

主には、旧暦でいう7月7日にあたる8月7日に、
小学生程までの子供達がろうそくや、
お菓子をもらいながら町中を歩く風習です。

このように日本では、
各地域独自に子供と大人をつなげる行事が、
全国各地で繰り広げられてきたんですね。

 

どこの地域のお月見どろぼうが有名?

お月見どろぼうが特に有名な地域は、
愛知県日進市、愛知県名古屋市、
三重県四日市市です。

 

そして、

今、日本で一番熱いお月見どろぼうは、
三重県四日市市では!?と言われています。

 

三重県の四日市市のお月見どろぼうは、
現在でも小学校からの連絡プリントで
案内が配布されるほどみたいです。

準備するのは、今では各家庭のママの役割り。

うまい棒は定番みたいですね。

各家庭は3000円~5000円分の
お菓子を用意して、
30~50袋くらいに小分けにしておくようです。

引用:ママスタBBS三重県四日市市の人 www.mamastar.jp

準備しているママも、
子どもの頃にはお菓子をもらう側の子供でした。

世代を超えてずっと続いている大切な行事なんですね。

ママの思い出話しも面白い!

お団子下さい!って言って、
本当に団子しかもらえなかったら
テンション下がった、饅頭も欲しかった・・・。

里芋もらっても、嬉しくなかったな…。

というようなエピソードがあります。

今(私たちが子供の頃を含め)の
子供たちはお団子よりお菓子なんですね。

 

そしてその四日市市!
その地域に住んでいなくても、
お月見どろぼうを体験できる
イベントがあります!

 

お月見泥どろぼうイベント!お月見どろぼうin四日市 &絵本のひろば読み聞かせ!

イベント名は、
三重県四日市市
お月見どろぼうin四日市
&絵本のひろば読み聞かせ!

開催日|2019年9月23日(月)
14:00~16:30

    (参加費無料:200名までの当日先着順です)

場所 |三重県四日市市諏訪栄町22-22-25
    すわ公園交流館

引用 http://suwakouen-kouryukan.com/

こちらは2019年の情報です。

2020年の情報が解禁され次第、
情報を更新しますね〜!

 

すわ公園交流館の地図はこちら

イベント概要

・四日市市内各地で行われている「お月見泥棒」にあわせて、すわ公園交流館を拠点にチェックポイントを回ってプレゼントをゲットできます!

・15:00~お月見に関する絵本の読み聞かせ

最後には、プレゼントがもらえるなんてワクワクしますね!

参加費|無料

事前申し込みは不要ですが、
定員は先着200名です。

引用 http://suwakouen-kouryukan.com/

 

お月見どろぼうを体験型にしてイベント化してるなんて…!!

地域性の強い行事にも関わらず、
垣根を作らずオープンにする気持ちが素敵です!

四日市市の、お月見どろぼう愛が伺えますね!!

一つの行事を通じて伝統文化を広めながらそ
の地域について知るきっかけになる、
素晴らしいイベントだと思います。

 

お月見どろぼう、雨の日は?

月の光が照らす夜道を、子供達が歩いて泥棒になる…。
なんといっても、お天気は味方につけたいところ!!

雨ならどうなる?お月見どろぼうは中止?
泥棒が家でじっと過ごしてるの!?

 

なんて思ってしまいますが、
年に一度、盗んでも良い!と言われる特別な一日です。
黙って大人しくしている泥棒さんは、いないようですね。

大人にとっても、
子供たちが毎年楽しみにしているイベント、
その日の天候を理由に中止には
したくないところです。

なので、小雨程度ならもちろん決行
そこそこの雨が降っていても
雨除け対策をしてお月見どろぼう開催です!!

お月見どろぼうを迎える大人たちは、

・お菓子が濡れないように袋詰めにしておく
・お菓子を屋根の下に置いておく
・ピンポンを押してお菓子を盗ってもらう

というように、泥棒さんへの優しい気遣いと
ともに準備して待っています。

 

お月見どろぼうまとめ

お月見どろぼう。

ものすごく有名!なイベントではないですが、
毎年楽しみにしている子供や大人がたくさんいる
素晴らしいイベントです。

 

内容を見ると本当に、
和製ハロウィンですね!

 

お月見どろぼうは、
農産物の豊作を願って
団子を子供に盗ってもらうという
意味がありました。

子供は他でもない、月の使者。

お月見をつかさどる立場のお月さま、
子供と月は、直々につながりのある
貴重な存在と考えられていたんですね。

お月見どろぼうは、
夜空を明るく照らす月の光を
主役にした地域の行事です。

日頃は、太陽の裏に隠れた存在で、
みんなが寝静まった頃にヒッソリと
存在し続けるお月さま。🌕

今年の10月1日(木)の夜は、
どこの誰よりも主役です。

子供達を照らす、その地域を照らす、
優しい気持ちを照らすお月さまは、
特別な存在ですね。

お月見どろぼうは、
特定の地域で現在も続いています。

体験型のイベントもあります!

お月見どろぼうを風習としてない地域でも、
10月1日(木)の夜は月を見上げてみてくださいね。

 

 

コメント

  1. […] お月見どろぼう2020はいつ?どんな風習?地域やお菓子の種類は? […]

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