夏休みに家族で行った花火大会。
「きれいだね」
「また来年も行きたいね！」
と話しながら帰宅していたら子供からこんな一言…
「冬にも花火が見たい！
冬には花火しないの？どうして花火は夏だけなの？」
と聞かれました。
あなたは答えられますか？
これは実は侮れない問題。
実は、
花火は冬にするととても危険なんです！
それ以外にも理由はたくさんあるのですが。
冬に花火をしない理由についてご紹介致しますね！
冬に花火は危ない！？寒いだけじゃない冬に花火をしない理由！
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冬には花火をしない理由はいくつかあります。
まずは冬に花火は危険ということですね！
冬の花火は火事の原因になることがある
冬は、車や部屋のドアを開けようとすると
手がピリッとして静電気が走ったり、
中には手をつなごうとしただけで
静電気がビリっと来たりすることがありますよね。
これは、
空気が乾燥しているためです。
この空気の乾燥は、
花火の火が原因で火事のような
大きな炎になる危険があると言われています。
夏は暑い季節ですが、
同時に蒸し暑い、
冷房にも除湿機能があるほど湿気があります。
湿気は乾燥の反対ですので、
夏は冬程静電気が起こることもありません。
このような危険回避の理由から
冬に花火が少なくて
夏に多いという側面もあるのです。
寒いと外出したくない
夏の花火大会には大勢の人が集まります。
夏の夜って暑いけど気持ち良いですよね！
それに比べて、
日本の冬は地域によっては
大雪で外へ出られなくなるほど外出しにくい条件が沢山あります。
寒い冬は、
「家に帰ってきたらもう出たくない」
「こたつに入ったら動きたくない」
なんてこともあると思います。
寒い冬は外出したくない人が多くなるという理由から、
花火のような外で行われる大きなイベントは夏にするものとなっている様です。
確かに寒い中花火を座ってじっと見る…
ってあんまり想像できませんね！
イルミネーションのついでに立って見る
くらいなら良いですけどね〜
花火はなぜ夏にするようになったの？夏の風物詩になった訳！
目の前に上がる空一面の花火。
暑さも忘れるくらい楽しいひと時です。
遠くでしている花火大会でも、
聞くだけでなんだか気持ちが高ぶってくることはあると思います。
こんな夏の一大イベント【花火】
花火を夏にするようになったのはなぜでしょうか？
これにはいくつかの理由があります。
お盆と花火の関係
花火は、
死者の霊を供養する意味があったようです。
８月のお盆は盆休み、
御墓参りや盆踊りのように、
ご先祖さまや世の中の死者が安らかに眠り続けられるように、
生きている人が亡くなった人を思い出したり、
心の中で今の自分について亡くなった人に伝えたりする時期だと言われています。
こういった、
生きている人と
死んでしまった人とを
心の中でつなげることを供養と言います。
また、
その期間が８月のお盆です。
お盆には、
迎え火、送り火と呼ばれるような
霊を供養する儀式が行われます。
花火も同様の理由でされていたようで、
お盆の時期が夏であったところから、
花火も夏にするようになったようです。
川開きと花火の関係
昔、暑くなる季節に合わせて、
「川で遊んでもオッケー！」という合図として、
花火を利用していたようです。
これを、【川開き】と言います。
プール開き・海開きという言葉は、
学校やニュースでも聞いたことがあると思います。
昔の川開きの合図であった花火は、
やがて川開きをしなくても、
「夏には花火をする」
という恒例のイベントになっていったようです。
徳川吉宗と花火の関係
昔、薬を飲んでも治らない大変な病気が流行して、
数え切れないほど沢山の人が亡くなりました。
その時の
日本の政治や経済を動かしていた
徳川吉宗という人物が、
病気による死者が安らかに眠れるように、
また、この先大変な病気を作る原因が
日本に広まらないようにという願いを込めて花火を上げたようです。
つまり、
疫病流行による
霊の供養と悪霊退散のために花火をしたと言われています。
この経緯をきっかけとして、
花火は夏に上げるものになったと言われています。
まとめ
冬に花火をしない理由、
夏に花火をする理由についてご紹介致しました。
火事や爆発の危険があったり、
寒かったり雪が降っていたり、
確かに冬に花火大会は向いていなさそうです。
手持ち花火をしたい場合も、
冬は十分に注意して下さいね！
冬に花火がしたい場合は注意点をよく守って、
絶対に！火事にならないように遊びましょう。
冬に花火が買える場所はこちら↓でご紹介しています。
冬に手持ち花火って売ってる？冬に花火をするときの注意点とは！？
この記事にも、
冬の花火の注意点についても詳しく書いてあるので、
おさらいしてから楽しく花火をしてくださいね！
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