子育ては、成長過程で
悩みや心配事が出てきては
消えていくことの繰り返しです。
2歳児の子育てでは、
どのような悩みが多いと
言われているでしょうか。
お友達と遊びたい気持ちが
出てくる一方で、
いやいや期でもあるので
自己主張が強くなります。
つい仲良く遊ぼうとしても、
おもちゃの取り合いで
もめてしまうことが多くあります。
友達とおもちゃの取り合いになったとき、
2歳の子供に合ったママの対応とは
どのようなものなのでしょうか。
2歳の子供がおもちゃを取り合っている時の親の正しい対応は?
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2歳の子供は、
言葉で感情を伝えられるように
なってきてはいるものの、
理解する力はまだまだこれから
という段階です。
ママが
「こうしたら仲良く遊べるのにな」
「こうして欲しいな」
ということは、
簡潔に解りやすく伝えることが必要です。
2歳の子供が
おもちゃを取り合っている時、
2歳児に伝わりやすい
ママの言葉をご紹介致します。
ママが2歳のわが子に掛けたい言葉は、この3つ!
1.じゅんばんこ、しようね。
複数の友達がいる場所で遊ぶとき、
一つのおもちゃや遊具を使うのが
一人のみの場合、
2歳の子供は不自由さを感じます。
自分が遊びたいのに、
他の友達が入ってきて遊べない。
どうすれば良いんだろう…。
そんなとき、ママの一声は、
「じゅんばんこしようね。」
「何回やったら交代」
「友達がしているときは待つ時間」
ということを
ママと一緒に体験していきます。
2.「貸して」「どうぞ」って言ってみようね。
使いたいけど使えない。
まだ使いたいのに持っていかれた…。
いきなり行動でぶつかってしまうと、
取り合いに発展します。
そんなやり取りは、
言葉による交渉が
不十分なため起こります。
そんなとき、ママの一声は、
「貸して」「どうぞ」
という言葉のやり取りを教えましょう。
使いたいときは「貸して」という。
「嫌だ」と言われることが
大半かもしれません。
しかし、自分が使いたい気持ちと
同じように友達も使いたい、
ということを理解していく
大切な体験です。
体験談としては、
長男が2歳の時は、
どうぞが出来ませんでした。
周囲が、
「出来るときもあれば
できない時もある」
ということをよく聞く中、
息子の場合は出来る時がない、
という状況で親としては
とても悩みました。
そんなとき、どうぞって
してくれる友達がいると、
何回かに1回は自分からどうぞが
出来るようになっていきました。
きっかけは、
何度も貸してくれたという
嬉しい記憶があったのではないか
と思います。
貸してくれたという嬉しい体験と、
どうぞが出来る気持ちは
2つで1つだと思いました。
息子の場合は、
まず貸してもらってから
どうぞが理解できるように
なったように思います。
まずは、じゅんばんこの繰り返し体験で、
貸したら2度と戻ってこないのではなく、
自分もまた使える
という体験をすることが
大事だと思います。
それから、「貸して」と「どうぞ」を
理解していくように感じました。
3.どうぞって出来たね!じゅんばんこ出来たね!
子供が取り合いという手段で
手に入れようとするのではなく、
言葉で友達とのやり取りが出来た時は、
「出来たね!」
というママも言葉で、
「これで良いんだな」
と子供が理解できます。
子供自身が
「これでいいのかな」
から強い自信をもつためには、
ママの一声がとても心強く感じます。
ママの一声は、
子供を褒める言葉です。
ママが笑顔で子供に話していると、
子供は安心します。
ママは、わが子が
以前のわが子より出来たことを
具体的に伝えましょう。
「周囲の友達は出来ているのに」
とつい考えがちですが、
子供の成長の方法や性格は
一人ひとり異なります。
以前のわが子と比べて、
出来るようになったことを見つけて、
言葉にして褒めて欲しいと思います。
2歳はどんな時期?
2歳の子供は、
成長過程ではどのような時期だと
言われているのでしょうか。
個人差はありますが、
参考までにご紹介致します。
1.いやいや期、と言われる第一次反抗期の時期です。
言葉が話せるようになるため、
感情表現が出来るようになってきます。
しかし、正確に相手に伝えられるほどの
発達は不十分なため、
【伝えたいのに伝えられない】
というもどかしさを抱きながら
過ごすことが良くあります。
頭で考えていることと
言葉で表現できることに差があるので、
言葉にしたいけれど
うまく表現できない状態となります。
2.ママ以外の友達との関りに興味が出てきます。
ママ以外の身近な人や、
同年代のお友達を意識するようになり、
社会性が出てくる時期
と言われています。
一緒に遊びたい
という気持ちが出てくる反面、
自己主張も出来るようになってくるため
譲れない気持ちが
前面に出てくることが多く、
おもちゃの取り合いが良く起こります。
相手の気持ちを
理解するまでの気持ちは
未発達だと言われています。
このように、2歳という時期は、
言葉による表現が出来てくるけれど
伝えきれない感情もあり、
感情をうまく表現できない
という時期です。
友達と遊びたいのに、
自己主張も明確に出てくるため、
その気持ちをうまく言葉で交渉が出来ない、
ということが起こります。
おもちゃの取り合いは、
感情の表現と言葉による伝える方法が
発達途中であるため、
2歳児の成長過程で必ず起こります。
ママが出来る事とは…?
2歳の子供が
おもちゃの取り合いをしてしまうのは、
成長過程で必須項目と
思っていて良いと思います。
スムーズな貸し借りは、
その場の体験を通じて
学んでいくことです。
繰り返し体験していくことで、
子供は必ず理解していきます。
まとめ
おもちゃの取り合いをする
2歳のママがしたい対処法を
ご紹介致しました。
子供の成長スピードは、
子供の数だけあると思います。
ママは焦らず、
以前のわが子と比べて
成長度合いを
感じて欲しいと思います。
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